彼はそこに2人で住むことはできないと思いこんでいたが、かといって別の住まいを借りるだけの余裕はなかった。契約でまた貸しすることもできなかった。契約を破棄することも考えて弁護士に相談したが、できそうにないということだった。そのことを彼女に話すと、さっそく翌週引っ越してきた。私が結婚許可局で2人に会ったのは、その翌月だった。乗り越えられない問題を持ち出してくる男性もいる。ジュリー(仮名)から元カレのエド(仮名)の話を聞いたとき、あまりに途方もないものだったので、エド(仮名)に会ってみることにした。ジュリー(仮名)がなぜプロポーズを待たなければならないのかと聞くと、彼は母親が亡くなるまでは結婚できないのだと穏やかに説明した。母親のエドナ(仮名)は体が不自由で出歩くことができず、彼が買い物をしなければならなかった。それに、夜中にもしばしば母親の用事をしなければならないので同居せざるをえず、別のところに住んだら週に数夜は訪ねていくことになるだろう。
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