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ほぼ一世紀を経ておおむね見当がつく

外壁の塗装は十年ごと、手すりなど外部鉄部の塗装は三〜四年ごとというように、各部位や部材の劣化の進行に合わせながら、長期修繕計画を立てることが可能になってきているのである。ただ、修繕サイクルはそれぞれの部位の材質、工法、地域環境によって違いが生じるので、専門家のアドバイスを受けながら決めていくと効率的だ。また、ときには各部位の修繕サイクルを早めたり延期したりして、工事の効率化・工事費の節減をはかることにも配慮する。例えば足場を設置するには多額の費用がかかるので、足場の必要な外壁の改修に合わせて外部鉄部の塗装も同時に行うことが考えられる。では、長期修繕計画の立案はとこに依頼して行えばよいのだろうか。マンションの修繕工事項目は実に多様だ。建築工事関係では外壁改修、屋上・床防水、鉄部塗装など、設備工事関係では給排水・衛生設備、電気設備、消防設備の更生・更新など、細かく分類していくと数十項目にも及ぶ。これらの工事項目すべてに目配りできる知識・経験が求められる。