花嫁修業とか花嫁学校という言葉を聞くと、なにか時代遅れなニュアンスを感じて、拒否反応を示したくなるお嬢さんも少なくないと思います。しかし大部分のノーマルな娘さんたちが、なにはともあれ幸せな花嫁になることを夢みているからには、そのために必要とされる知識や技術を習得することはしごく当然のことですし、その内容を今日的なものにすれば、大いに意味のあるはずのもの。私たちの生活様式や女性の意識が変わるにつれ、身につけるものも近代的にアレンジしなければならないわけです。花嫁修業とは、文字どおり嫁入り前にするもので、したがって結婚生活の実際についてわかっていない時点でおこなわれます。そこにこれまでの花嫁修業の落とし穴があったといえます。つまり、将来必要だろうと想像して一生懸命習いおぼえたことが、さして役に立たなかったり、なぜもっと必要なことを勉強しておかなかったのかと悩むことが出てきたりで、いろいろくいちがいを生じます。そこで青春の貴重な時間をムダにしないために、これからの時代にふさわしい修業をリストアップしてみしょう。東京のある団地のヤングミセス八十人について調べたところ、花嫁修業を全然しなかったのは七人だけで、あとは一人平均二.六科目を習っているとのこと、そのうち、お花、料理、洋裁、お茶、編みものがベスト5にランクされています。では、こうした修業が実際にどれだけ役に立つものかとの問いに対し、料理、洋裁、編みものは習った人の約半数が「役に立つ」と答えており、「全然役に立たない」が三分の一強。お花については「少し役に立つ」と言った人も、「部屋を飾れる。ただし花が高いのでなかなか買えない」と注釈つき。お茶にいたってはもっとひどくて、二十三人中で「役に立たない」が十八人、「役に立つ」はだったの一人でした。ひと昔前、花嫁修業の必修課目とされ、ネコもシャクシも打ちこんだお花とお茶は、今や結婚前に是が非でも習わねばならない、といったものでもなさそうです。もちろん、ありあまる時間とおカネがあるなら、しないよりはしたほうがいいに決まっていますが、これらは生涯教育として、結婚後にゆっくり時間をかけ、一生かかってきわめるのが好ましい、と私は考えます。多くの人たちに聞いてみても、お花やお茶のおもしろさやすばらしさがほんとうに理解でてくるのは、三十代も後半からということで、その時期から花器や茶器など道具類、これに伴う美術やインテリアコーディネイト、さらに造園、建築、日本文化史、宗教、哲学へと進んでいけば、これほど奥深い勉強も他に類をみません。
[参考サイト]
東京の結婚式場なら南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/
教会結婚式場のご案内 | 南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/chapelle/wedding.html