WILLはデザインのためのデザインなので、スペースユーティリティがダメだ。後席は前席に足がつかえてしまい、2ドアクーベよりはましといったところ。トランクルームもいたって狭い。しかし、感心するのは、こんなオモシログルマなのにもかかわらず、各種操作系がとても使いやすく作られていることだ。さすがにトヨタである。エンジンはヴィッツに載る1・3CC、4速オートマチックトランスミッション仕様のみ。基本的にはヴィッツと何ら変わりはなく、ごくごく普通に走り、曲がるが、ヴィッツより重いので速く走るのは少々苦手だ。
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クルマというのはおもしろいもので、ヴィッツの兄弟車であるファンカーゴをベースに作られたbBは大人気で月販1万台のオーダーを超え、こちらはわずか700台前後だ。ほとんど同じ土台でも上物が変わると10倍も売れ行きが違う。ま、このクルマの、カッコだけを楽しむお遊びカーという性格からして、妥当な数字だと思うが。私はWILLを見ていると、自動車産業はますますファッション、アパレル業界化への道を突き進んでいるナと思う。