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ウォーキングと水中歩行の効果

ダイエットには、EMSのように筋肉を短時間に動かす運動ではなく、毎日じっくりと体内に酸素を取り込んで行う有酸素運動か向いています。その意味では、ウォーキングは、歩くことを基本とするもっとも簡単な有酸素運動です。これまでほとんど運動径験がなく、肥満に悩んでいる人は週三日、二〇圭二〇分程度歩くことから始めましょう。ウォーキングの最大の特徴は、ジョギングやエアロビクスダンスなどと比べて、身体への負荷が小さい点にあります。ジョギングの場合は、両足が空中に浮いて着地した時、関節や筋肉に大きな衝撃が加わります。ところがウォーキングでは、両足が地面から離れる瞬間がなく、どちらかの足が地面に接しているので、着地時の衝撃が少ないのです。運動不足を解消して肥満を予防するには、一日300kcal程度のエネルギーでする必要がありますが、そのためには毎日一万歩歩く必要があります。毎日七〇〇〇歩以下しか歩いていない人は、運動不足と考えられますが、いきなり一万歩に増やそうとするのではなく、一週間に一O%ずつ増やしていくといいでしょう。あせらずにゆっくりと、二日一万歩」をめざすのが運動量を増やす。ただし、かなり重症の肥満体の人は、歩くこと自体が億劫になっており、自分の身体の重さ行」です。浮力のある水中では、体重が約一〇分の一となり、重症の肥満者でも、重い身体を楽と動かせるからです。たとえば、エアロビクスダンスの場合、運動量が多すぎると膝への負担が大きくなりますが、水中ではその心配がなく、ふだん陸上では動かしにくい関節も動かしやすくなります。さらに「水中歩行」には、水温と水圧がもたらす特殊な効用があります。まずプールの水温は人間の体温より低いので、水に入っているだけで体温が奪われ、余分なエネルギーを消費することができます。また、水の中では常に水圧がかかり、身体が普通とは異なる圧力を受けるので、心臓や肺が血液の循環を良くしようと頑張ります。その結果、心肺機能がアップして新陳代謝が良くなり、余分なエネルギーが消費されるのです。また、直接的なエネルギー消費だけでなく、筋肉量が増加することによって起こる基礎代謝量の増加が、ダイエットに有効なことは忘れないようにしましょう。で膝を傷めることがあります。そんな人にすすめたいのは、近くのプールで行う「水中歩行」です。