和室と洋室の基本的な違いのひとつは、本来、和室は素足で上がるもの、洋室は靴履きのままで上がるもの。洋室は、靴のままドカドカ歩いても大丈夫なように設計されますが、和室は畳というクッションが敷かれ、その下の床張りも通風を考えて頑丈な造りにはなっていません。和室ではその歩き方も異なるのが当然なのです。実際には、外を歩いているときの癖がどうしても抜けず、和室をきれいに歩ける人というのは少ないようです。立つ・座る・立礼・座礼などがきれいにできても、歩き方も含めての立ち居振る舞いです。きものや浴衣を着たときなどは、とくに大事になります。和室の歩き方の基本は、畳の上では「摺り足」です。あごを引いて背筋を伸ばし、一本の線をはさむようにして足を平行に出していきます。歩幅は小さく、きものの裾が無理なくさばける程度と意識します。
[参考サイト]
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