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予備校時代の話

今からは、予備校時代の話をします。まともな高校生活を送ってなかったので、親に「予備校の学費を出してくれ」なんて口が裂けても言えず(言う気もなかったが)、どうしようか考えていたところ、新聞奨学生という制度がありました。この制度は、1年間新聞配達の仕事を続けると、新聞社が学費を負担してくれるという制度です。しかも販売店がタダでアパートを貸してくれます。そういうわけで、僕は、毎日新聞社が新聞奨学生のために設けた東京の「毎日セミナー」という予備校に通うことになりました。僕はこの一年「毎日セミナー」で受験勉強をして、「この学校を選んで本当に良かった」と自信をもって言うことができます。確かに働きながら勉強するのは他の予備校生より、時間的にも、肉体的・精神的にも厳しいものがあります。僕は朝3時に起きて朝刊を配り、メシを食ってシャワーを浴び、そのまま学校に行き、授業が始まる9時まで自習をし、2時20分まで授業を受け、夕刊を配ってメシを食って、6時から9時まで勉強をして、寝ていた。月末には集金があったので勉強時間がけずられ、つらかった。