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公売が実施されるというものでもない

競売物件は、ほとんどが抵当権の実行、つまり借金をする際にとった担保を借金が返済できなくなったために債権者が強制的に売却する、というものです。その財産は、抵当権を設定する段階で「どのくらいの評価額になるか」が一応審査されていて、そのうえで貸す金額も決められているのですから、もともと価値がないような物件が出てくる可能性はそれほど大きくはありません。ところが公売物件の場合は、そうした事前の審査のようなものはありません。

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税務当局によって「とにかく税金を滞納した人からとれるモノはとれ」ということで出てきている物件なので、一般の人にとってあまり価値がないような物件も少なからずあります。例をあげると、市街化調整区域内の土地であったり、山林や原野だったり、別荘地や急傾斜地がっかりすることが少なくないようです。物件数で見ても競売よりも少なく、また、競売のように週に一〇〇件を超す物件が出てきて公売が実施されるというものでもありません。